★イベント★ 9月24日・25日 第11回 UNHCR難民映画祭
難民、国内避難民、無国籍者をテーマにした選りすぐりの作品を上映してきたUNHCR難民映画祭は、今秋の開催で11年目を迎えます。
今年の映画祭は札幌、仙台、東京、大阪の計4都市で開催。
注目は、ラップ・ミュージシャンを目指すアフガン難民の少女を描いた『ソニータ』が日本初上映となります!
世界では、紛争や迫害などによって6500万人以上が家を追われています。この難民映画祭が「難民問題を自分のこととしてとらえ、考え、一歩踏み出す」きっかけになることを心より願っております。
◎上映作品一部紹介
ソニータ (日本初上映) 9月25日(日)札幌プラザ2・5(札幌)/19:00開始
監督:ロクサレ・ガエム・マガミ
イラン、ドイツ、スイス / 2015年 / 91分 / ドキュメンタリー
言語:英語、ペルシャ語 2017年日本公開予定(配給ユナイテッドピープル)
タリバンから逃れるためアフガニスタンから難民としてイランへ逃れた少女ソニータ。テヘランのシェルターで教育を受ける彼女の将来の夢はラップ・ミュージシャン。だが祖国に住む親は兄の結婚資金を得る為にと、彼女に政略結婚を命じる。そもそもイランでは女性がソロアーティストとして活躍する事も出来ない。それでも夢を捨てきれない彼女の運命を変える出来事が起きる。果たしてソニータは人生を変えるチャンスをものにする事ができるのか―。
シリア、愛の物語 9月24日(土)札幌プラザ2・5(札幌)/19:00開始
監督:ショーン・マカリスター
イギリス / 2015年 / 80分 / ドキュメンタリー
協力:山形国際ドキュメンタリー映画祭
言語:英語、ペルシャ語
シリアの獄中で出会った2人の活動家アマルとラグダは、壁に開いた小さな穴から互いを励まし合っていた。やがて2人は恋に落ち、出所後には結婚、3人の子どもにも恵まれた。監督ショーンが2009年に彼らに出会ってから5年に渡って記録された家族の肖像から浮かび上がる難民の姿―。そこには紛争に翻弄された男女の愛、家族愛、そして祖国への愛を巡るドラマチックな物語が綴られていた。
―札幌上映会情報―
<日時>
2016年9月24日(土)、25日(日)
<会場>
札幌プラザ2・5
<入場料>
無料(ウェブサイトからの事前申し込み必要:http://unhcr.refugeefilm.org/2016/)
申し込み締め切り 9月12日(月)18:00
<主催>
国民難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
<パートナー>
独立行政法人 国際協力機構(JICA)
<公式サイト>
(http://unhcr.refugeefilm.org/2016/)
<上映内容>
シリア、イタリア、フランス、フィリピン、ドイツ、日本、イラン、イラク、コンゴ民主共和国など世界を舞台とした13作品のドキュメンタリーやドラマの上映