東日本大震災から6年
東日本大震災から6年。
6年経過し、復興も進んでいますが、まだまだ完全とは言えません。
今もなお3万人以上の人が仮説住宅で暮し、さまざまな問題を抱えています。
それでも、現地で頑張っている人がいますし、復興のために活動している方がたくさんいます。
3.11という日は、今一度、私たちにできることを考えてみる日にしませんか?
そして、災害に備えることの大切さや、自然への敬意、いつ何が起こるかわからないからこその日常の幸せについて考えてみませんか?
こんな支援の形も…
東北生まれのエコタワシ「編んだもんだら」
震災後、女性支援の重要性を痛感し、女性たちの人権の尊重、コミュニティの形成、暮らし再建となるツールとして生まれたアクリル100%の毛糸で編んだエコタワシです。
地元の特産物をモチーフにし、漁師の夫たちを支えてきた女性たちならではのこだわりとアイディアがたくさん詰まったグッズ。
売り上げの40%が編み手のお母さん達に支払われます。
「編んだもんだら」プロデューサー、足立千佳子さんは全国で講演活動などもしています。
漁業を生業としてきた方々による商品づくりは、それぞれの魚介類に対するこだわりも強く、また、編み物をしたことがなかった方ばかりだったのでかなり大変だったといいます。
それでも、作り続けていくうちに、作り手の表情が変わっていき今ではとても明るく柔らかい表情でイキイキしているそう。
活躍の場をつくること、そしてコミュニティを作ることは現地の方にとってとても大事なことですね。
また、「震災を経験し、人間が自然を支配しようとしていたことは間違っていて、自然の中で生かされてきたということを伝えたい。代々伝わってきた暮らしの知恵を改めて伝えていきたい」と仰っていたことが印象的でした。
確かに伝統を軽視し、効率や合理性、利益、経済などを優先しすぎた故の大惨事だったとも言えますね。
今一度、自然への敬意も忘れてはいけないことに気付かされます。
札幌や北海道にいる私たちにできることを伺うと、「忘れられていないことが嬉しい。さまざまなイベントを行えることがありがたい」とのことでした。
「編んだもんだら」のように、東北の方々による心のこもった産品を買うことも支援のひとつ。
お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
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